[↑※ 『分断でなく“共に生きる”社会へ 2025年参院選』『選択的夫婦別姓 自民惨敗なら実現に大きく前進か』(週刊金曜日、2025年7月18日、No.1529)]
/
(2025年09月01日[月])
《ネッ上のデマや雰囲気に流された人たちが、パワハラで辞任した知事の再選を認めた結果、兵庫県は今でも混乱が続いている》(HUNTER)、さらに、《主張の真偽も確認せず、危険な極右政党に14もの議席を与えた有権者の責任は重い》。
『●〝躍進〟した極右集団…《事実誤認やでっち上げで
大衆を扇動するケースが目立つ同党だが、
当選したばかりの所属議員らに次から次へと問題が噴出》』
東京新聞のコラム【<時代を読む>報道と差別 田中優子・法政大学名誉教授・元総長】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/429074?rct=column_jidaiwoyomu)によると、《7月28、29日の複数の新聞で、佐賀県の殺人事件を報道する際の見出しに、容疑者の外国籍が記載されていた。容疑者を報道する時になぜ国籍を見出しにつけるのか? 参院選後とりわけ気になった。国籍を見出しにつけるルールがあるなら、日本人も書くべきではないだろうか。日本における外国人の割合は総人口の約3%で、犯罪率は減っている。それなのに日本の問題は外国人のせいだとする政党が出てきた。その3%がいなくなると、日本は劇的に良くなるのか? 無理がある。犯罪報道に外国籍だけ書くことで、外国人犯罪が多いように錯覚させている。書くなというのではない。日本国籍も書くべきだ。その方が印象と実態の差がなくなる。差別は日々の積み重ねだ。関東大震災では多くの朝鮮人や中国人、それらの人に間違われた日本人が殺された。日常の差別が災害の不安で引き出された。今回の選挙結果も、日本の凋落(ちょうらく)による不安感を差別で消し去りたい人々がもたらしたものだろう》。
『●時代に逆行する小池百合子「ト」政、コモンズを破壊…
《樹冠被覆率は気候変動や生物多様性の観点から
国際的に重視される都市緑化の評価基準》』
『●《排他的なところと、それを許容する人たちの評価が高い》参政党を
支持し、投票する方々…差別・ヘイト、カルト支援への
加担の自覚が無さ過ぎる』
『●石川幹子教授は、明治神宮《外苑のような公共性の高い緑地を、
経済学者宇沢弘文の提唱した「社会的共通資本」と説く。
「ひと言で言えば社会の富。…」》』
続けるべきこと (追悼文送付) を止め、続けるべきでないこと (樹木伐採=コモンズ破壊) は続ける小池百合子東京「ト」知事。小池「ト」知事を支持し、1票を投じてしまった人々の罪はあまりに深い。
東京新聞の記事【朝鮮人虐殺 追悼文復活を 東京都議会・立民や共産、知事に要請書】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/429373)によると、《東京都議会の立憲民主党系会派「立憲ミライネット・無所属の会」と共産党などは18日、1923年の関東大震災の際に虐殺された朝鮮人犠牲者らへの追悼文復活を求める要請書を、小池百合子知事宛てに提出した。小池知事は今月1日の定例記者会見で、9年連続となる追悼文不送付の意向を示しているが、再考を求めた。要請では、毎年9月1日に墨田区の都立横網町公園内で営まれる、朝鮮人…》。
『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん』
『●「これらの樹々はどんな人にも恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵を
得るのは一握りの富裕層にしか過ぎません。この樹々は一度失ったら…」』
『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池
百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄』
《■小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の
史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも …しかも、
小池氏は自民党衆院議員時代の2010年、ヘイト団体「そよ風」で
講演をおこなっている。「そよ風」は小池知事が追悼文送付を
取りやめた2017年から横網町公園内でヘイト集会を開催。
ちなみに、2019年のヘイト集会では「…」などの発言が飛び出し、
東京都は2020年8月、これらの発言を人権尊重条例に基づいて
ヘイトスピーチであると認定している》(リテラ)
『●「2,918,015票」を獲得して3選を果たした小池百合子東京「ト」知事…
《朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」》だそうです』
『●《虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が
最も有効》なはずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》
小池百合子東京「ト」知事』
『●東京「ト」知事殿へ…《本庄市長…「過ちを繰り返さないために、
何が起きたかきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて
追悼することは大事」》』
『●朝鮮人虐殺…《「過少申告」された政府の発表をそのまま信じ込んで
地域の実情を探ろうとしないのは、
歴史に対する敬意が欠けており、行政の怠慢》』
松島京太・安藤恭子両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/参院選で台頭した排外主義、102年前の関東大震災の朝鮮人虐殺「通じるものが…」 過熱する社会を危ぶむ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/431517)によると、《関東大震災直後、各地で起きた朝鮮人虐殺から9月で102年。朝鮮半島と日本の交流の歴史を伝える「高麗博物館」(東京都新宿区)は27日、これまで注目されてこなかった地元・新宿での当時の記録などを紹介するパネル展を始めた。企画した同館の谷正人理事は、排外主義的な主張が台頭した参院選と、当時の新宿の雰囲気を「通じるものがある」と重ねる。(松島京太、安藤恭子)》。
一方、まともな知事…2024年9月のブログから: 「大野元裕埼玉県知事と《都内の式典で追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事、どちらがまともな知事でしょうか? 《安田浩一さんの話 首長や政治家の公式な声明は、虐殺や差別を防ぐために最も有効なこと》(東京新聞)、さらに、《「過少申告」された政府の発表をそのまま信じ込んで地域の実情を探ろうとしないのは、歴史に対する敬意が欠けており、行政の怠慢だ》、また、《東京都の回答は、歴史に対する冒瀆(ぼうとく)だ。把握していないというのは、単に調べていないというより、調べる気がないのだろう。歴史に対して、あるいは加害と被害両方に対する関心が極めて薄く、歴史否定の流れに沿った対応に見える》。一方、埼玉県本庄市でも、《吉田信解本庄市長(56)は「過ちを繰り返さないために、何が起きたかきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」と語ります》(東京新聞)」。
東京新聞の記事【朝鮮人虐殺を巡る追悼式へ「本年もメッセージ送る」 大野元裕・埼玉県知事が表明 依頼した団体の受け止めは】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/431197)によると、《埼玉県の大野元裕知事は26日、1923年の関東大震災後に虐殺された朝鮮人を悼んで9月にさいたま市内で開かれる行事に、追悼のメッセージを送ると明らかにした。送付は2年連続となる。定例記者会見で「本年もメッセージを送付するよう準備を進めている。主催者へ近日中に送付する」と述べた》、《◆2024年に続き、小池百合子都知事と対応が割れた 東京都の小池百合子知事は、2017年から都内で開かれる式典に追悼文を送っておらず、今年も送付しない意向を会見で表明している。昨年に続き、対応が分かれる形となる。大野知事は昨年9月、旧片柳村(さいたま市見沼区)で犠牲になった姜大興(カンデフン)さん=当時(24)…》。
また、千葉県知事も。
東京新聞の記事【千葉・熊谷俊人知事「哀悼の意を表したい」 関東大震災後に虐殺された朝鮮人の追悼式に弔電を送る意向】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/431714)によると、《千葉県の熊谷俊人知事は28日の定例会見で、1923年の関東大震災後に虐殺された朝鮮人を悼み、市民団体が9月7日に同県船橋市内で開く追悼式に弔電を送ることを明らかにした。昨年も同じ式典に弔電を送っている。県健康福祉政策課によると、主催者側から案内状が届いた。熊谷知事は「犠牲になられた方に哀悼の意を表したい。式典の内容を確認の上、弔電を送る予定だ」と述べた。災害発生時の対応として、「正確な情報を発信し続けることと、人権尊重の啓発にしっかり取り組むことが求められる」と話した。同様の追悼行事を巡っては、東京都の小池百合子知事は2017年から追悼文を送っておらず、今年も送らない意向を明らかにしている。埼玉県の大野元裕知事は、昨年に続きメッセージを送るとしている。》
=====================================================
【https://www.tokyo-np.co.jp/article/431517】
こちら特報部
参院選で台頭した排外主義、102年前の関東大震災の朝鮮人虐殺「通じるものが…」 過熱する社会を危ぶむ
2025年8月28日 11時00分
関東大震災直後、各地で起きた朝鮮人虐殺から9月で102年。朝鮮半島と日本の交流の歴史を伝える「高麗博物館」(東京都新宿区)は27日、これまで注目されてこなかった地元・新宿での当時の記録などを紹介するパネル展を始めた。企画した同館の谷正人理事は、排外主義的な主張が台頭した参院選と、当時の新宿の雰囲気を「通じるものがある」と重ねる。(松島京太、安藤恭子)
◆新宿・高麗博物館が当時の記録を紹介するパネル展
「不逞鮮人二名ヲ監禁ス」「鮮人十二名ヲ保護」(「近衛師団行動一覧表」其三より)
(地元の新宿で起きた出来事を中心に関東大震災後の
朝鮮人虐殺を考えるパネル展と谷正人さん
=27日、東京都新宿区の高麗博物館で)
1枚のパネルに、1923年の関東大震災発生後の「近衛騎兵連隊」、天皇の護衛隊となる精鋭の兵士たちの動きが記されていた。
戒厳令発令後の9月3日、差別的な呼称で朝鮮人を「監禁」「保護」したと明記。現在の新宿区にあり、多くの朝鮮人留学生が暮らした早稲田大の「長白(ちょうはく)寮」などにも「監視兵ヲ出ス」とされている。
「その後何があったか肝心な事は書いていない」と谷さんは語るが、「『官』の側が、朝鮮人に対して差別的な目線を向けて大衆をあおっていたことが分かる」と読み解く。関東大震災直後の朝鮮人虐殺について、都内では荒川周辺での証言収集や追悼式などが知られる。新宿区は「大規模な被害ではなかったのかもしれない」。しかし、「今の日本社会にも通じるものがある」と危惧する。
◆「10円50銭って言ってみな」…動画がSNSで拡散
谷さんがそう感じる理由が、7月の参院選だ。高麗博物館を訪れた在日コリアンの女性が、排外的な主張がまん延する外の様子を不安がるのを目にした。
(都立横網町公園(資料写真))
外国人への排外的な主張を掲げる候補者の発言も目立った。街頭演説の場で参政党の支持者とみられる男性が「10円50銭って言ってみな」と口にする動画も交流サイト(SNS)で拡散した。関東大震災直後、混乱の中で広がった「朝鮮人が暴動を起こす」などの流言をきっかけ………………。
=====================================================