2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
『セイちゃん1』、10月に読了。大田垣晴子画文。メディアファクトリー。2005年8月刊。「のほ~ん」なセイ子さんの自伝的画文集のその1。パパ、ママ、長女おんちゃん、三女りょうこちゃん。付録的に「それからのセイちゃん」として、「実家を出る」と「おんち…
『創 (2008年11月号)』、10月に読了。森達也さん『極私的メデェア論』第37回「江川紹子さんへの反論」(※1)。江川さんと違って「・・・森達也という人・・・」などといった表現はしない。斎藤貴男さん『「非国民」のすすめ』第39回「ストリートビュー批判」。…
【『創 (2008年11月号)』】浅野健一さんの「松本サリン事件から14年、河野義行さんの妻、澄子さん逝く」。犠牲者であり入院し、ずっと意識不明でありながら、「家族を支えた」澄子さん。及川健二さんの「死刑廃止議連会長として発言する! 亀井静香がぶちあげ…
『特捜検察の闇』、10月に読了。魚住昭著。文藝春秋。2003年5月刊。主人公は二人。「「闇の世界」の紳士たちが群がった」(p.8) 田中森一(もりかず) 氏と、「法律という武器を使って弱い者、虐げられた者たちを守」り続けている安田好弘 (p.10) (※1、※2)。変…
【魚住昭著、『特捜検察の闇』】この冤罪事件、「・・・捜査の目的は真実や正義の追求ではない。安田を葬り去ることである」(p.212)。裁判長らの「意見書」には、「・・・右Y子ら数名の刑事事件として立件処理していないばかりか、捜査を遂行している形跡も…
【魚住昭著、『特捜検察の闇』】「司法の世界の変質 (※4、※5) がこのまま進めば・・・カネも力まない庶民の権利を守るため人生を捧げる弁護士はいなくなる。命がけで巨悪に立ち向かう特捜検事も同じ運命をたどるだろう。私たちが心のどこかで信じていた法の…
『疑似科学入門』、10月に読了。池内了著。岩波新書。2008年4月刊。疑似科学を以下のように分類している点がユニーク (pp.v-vii)。[1]第一種疑似科学: 科学的根拠のない言説にって人に暗示を与えるもの。占い系 (御神籤、血液型、占星術、幸運グッズなど)、…
【池内了著、『疑似科学入門』】[3]第三種疑似科学:「複雑系」であるがゆえに科学的に証明しづらい問題について、真の原因の所在を曖昧にする言説で、疑似科学と真正科学のグレーゾーンに属するもの (環境問題や電磁波、地震予知など) 社会や生態系の脆弱性…
『もっと オトナのアソビ』、10月に読了。大田垣晴子画文。MF (メディアファクトリー) 文庫。2007年1月刊 (オリジナルは1999年)。「ビール! ビール!」、「引っ越しの手引き」、「禁断の愛」、「和服美人になる」など、21話の『もっと オトナのアソビ』。1話8…
『佐高信の新・筆頭両断』、10月に読了。佐高信著。講談社文庫。2006年3月刊。解説は魚住昭さん「解説 ― 佐高信と反ファシズム」。「・・・何かを学ぶのは知識をふやすためではなく、ミソとクソの区別をつけるためである。・・・長谷川慶太郎、堺屋太一、そ…
権力に立ち向かうような俳優や芸人が日本には少ない。成田三樹夫は、「最近の役者・・・いやらしいのが多すぎる・・・総理大臣主催のナントカ会・・・ニコニコして出かけて行って、握手なんかして喜んでるだろ。・・・情けなくなっちまうね。権力にへたへた…
『だまされることの責任』、10月に読了。佐高信×魚住昭著。角川文庫。2008年5月刊。「業」(p.10) (※1)。伊丹万作の「戦争責任の問題」(『映画春秋』一九四六年八月号)(p.23) を基調に対談がスタート。まずは、「中坊公平体験」から。安田好弘弁護士 (※2、※3)…
【佐高信×魚住昭著、『だまされることの責任』】「伊丹の「だまされることの責任」にからめて言えば、公明党に票を入れる人は「だまされたと思わない人たち」、つまり「信ずる人たち」」(p.72) (※5)。(魚住さん)「小泉さんというのはものすごく空疎な人・・…
【佐高信×魚住昭著、『だまされることの責任』】内橋克人さん (p.132)、斎藤貴男さん (p.146)、本田靖春さんと「黒田軍団」の黒田清さん (p.176)、久野収さん (p.189)。解説は森達也さん。「・・・実際には、少年事件は凶悪化もしていないし増加もしていなか…
『別丁 石川真澄 という人がいた』、10月に読了。筑紫哲也編集 (※1のコメント: 先日お亡くなりになりました)。私家版。2005年7月刊。裏表紙は「選挙分析のための統計ノート」。絶筆となった『戦後政治史 新版』(岩波新書) の序文から始まり、まず、「偲ぶ会…
【筑紫哲也編集、『別丁 石川真澄 という人がいた』】石川さんは九工大機械工学科出身で、選挙結果や世論調査の分析のち密さや、”守旧派”といわれながらも小選挙区制の危険さや欠陥の指摘に孤軍奮闘した姿、そこに理系新聞記者の血が見て取れる。「政治を科…
【筑紫哲也編集、『別丁 石川真澄 という人がいた』】 黒川さんは「・・・一九五七年、朝日新聞社に一緒に入った。この年・・・足切りの常識テストがなく、例年より変わり種が多いといううわさだった。・・・二年後・・・も常識テストなしだったが、本多勝一…
『福島瑞穂的 (の) 弁護士生活ノート』、10月に読了。福島瑞穂著。自由国民社。1998年6月刊。政治家・党首になる前の著書。弁護士になる理由や経緯、司法試験受験時の苦労。夫婦別姓選択制や婚外子差別の撤廃など。「取り調べ修習拒否!」 (p.54)。「姓を変え…
『手塚治虫 原画の秘密』、10月に読了。手塚プロダクション編。新潮社。2006年9月刊。本の帯に、「門外不出の「ナマ原画」「ボツ原稿」でたどる、”漫画の神様”の苦闘の痕跡! ・・・ワンカットを完成させるために、ここまで描き直しを繰り返していたとは・・…
『テレビ救急箱』、10月に読了。小田嶋隆著。中公新書ラクレ。2008年4月刊。『テレビ標本箱』に続く、テレビ批評コラム集第二弾。なんで救急箱なのか? 各章のタイトル中に、「傷だらけ」・「ホスピス」・「患者」・「胃もたれ」・「めまいや耳鳴り」といった…
【小田嶋隆著、『テレビ救急箱』】[コムスンの介護問題を受けて] 「みのもんたの叱責 (←あんたは何様なんだ? 不二家にはちゃんとスジを通したのか?) を見るにつけ、テレビの増長は、来るところまで来ている。悔悟不能。救いようなし、と」(p.174)。「司会者…
『野中広務 差別と権力』、10月に読了。魚住昭著。講談社文庫。2006年5月刊。解説は佐高信さんで、「柔和な風貌の中に硬骨の芯を秘めている魚住の本を、是非多くの読者に耽読してほしい」(p.430)。差別に対峙しつつ伸し上っていく前半と、権力に上り詰めて頂…
【魚住昭著、『野中広務 差別と権力』】「永田町ほど差別意識の強い世界」(※2) はなく、「総裁選の最中にある有力代議士は・・・「・・・総理になれるような種類の人間じゃないんだ」 (p.385) と言ったそう。さらに、最近、ネット上で話題になっていた部分。…
【魚住昭著、『野中広務 差別と権力』】2003年9月、小泉が再選を目指す自民党総裁選のさなか、政界引退を決意。日本外国特派員協会にて、「・・・日本の国の内外を問わず危険な道をひた走っている・・・絶対に! [景気は] 良くなっておりません。今も一日百人…
『ルポ 改憲潮流』、9月に読了。斎藤貴男著。岩波新書。2006年5月刊。改憲派だった「小林節教授が”変節”した最大の理由」(p.62) は意外だった。「小泉政治の傲慢さと軽さに耐えられなくなりました」(p.42)。大臣にまでなった新自由主義信奉者の経済学者とは…
【斎藤貴男著、『ルポ 改憲潮流』】 超監視社会や加害の忘却 (靖国参拝など)、新自由主義の跳梁跋扈、新憲法への奔流とジャーリズムの劣化 (朝日と読売の接近、「自作自演」・「自己責任」の罵声 (※1、※2、※3、※4、※5)、NHK番組改編問題(p.155、魚住昭) (※6…
【斎藤貴男著、『ルポ 改憲潮流』】中曽根元首相が加速し、小泉元首相が止めを。安倍元首相もその流れだし、現麻生首相も例外ではないでしょう。「立憲主義 (近代立憲主義) とは、ともすれば暴走して国民の人権を侵害しがちな国家権力に縛りをかけるための憲…
『渡邉恒雄 権力とメディア』、9月に読了。魚住昭著。講談社文庫。2003年8月刊。ある人の発言、「・・・天皇制を打倒したくて共産党に入ったのに、党の『徳田天皇』制的体質に反発して脱党し、結局最後は自分がマスコミの天皇に・・・」(p.57)。この新聞社に…
【魚住昭著、『渡邉恒雄 権力とメディア』】押し紙問題 (※1) について。「[務台は]・・・読者獲得のために無代紙 (無料の新聞) の配布を始めようというのである。そうなると無代紙の分も仕入れ代金を納めなければならない。事実上、本社が販売店に余計な新聞…
『オトナのアソビ』、9月に読了。大田垣晴子画文。MF (メディアファクトリー) 文庫。2007年1月刊 (オリジナルは1998年)。 「バーをたのしむ」、「ケッコンをたのしもう」、「サクラサクラ」など、14話の『オトナのアソビ』。1話10頁の構成で、表紙に続き、画…