日々読学

Since 2007年12月06日(木) ~Activated Sludge ブログ~

●湯川裕司さん《「今後、他の労組や市民団体への弾圧、冤罪事件が二度と繰り返されないようにしてほしい」》と訴え…産業別労働組合潰し・関西生コン事件


【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え/真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280)


(2025年07月05日[土])
(東京新聞)《組合そのものを標的にする捜査姿勢》…「関西生コン事件」、産業別労働組合を潰したいがための、人質司法がまかり通っている、完全なるでっち上げ事件。湯川裕司さん曰く、犯罪を立証することが目的ではなく、産業別労働組合を潰すことが目的のでっち上げ事件。
 (デモクラシータイムス)《今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません》。

 太田理英子・西田直晃両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/「どんどん削っていきますけどね」と検事は言った 関西生コン冤罪事件、国家賠償訴訟で見えた「組合弾圧」ぶり】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/416527)によると、《2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」の組合員が相次いで摘発された問題で、労働組合や組合員らが国などを相手取り、国家賠償を求めた訴訟は6月26日、東京地裁で結審した。この日の口頭弁論で廷内で上映された取り調べの録音・録画には、検事らが組合員らに「どんどん削っていく」と発言する様子も。組合そのものを標的にする捜査姿勢が浮き彫りとなった。(太田理英子、西田直晃)》。

 一方、「生コン事業者の協同組合」、つまり、大阪広域生コンクリート協同組合の方こそ、問題にしてはどうなのか。関生=「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、この協同組合とお維との癒着関係、その「闇」の深さももっと知られるべきです。

   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                …ニーメラーの警告を無視してはいけない》』
    《関西地区生コンに対する弾圧とは、2017年末に関西生コン支部が
     行ったストライキ決行を契機に、現在まで、のべ58名の逮捕者が
     出ている事件を指す。労働組合としての当然の行為である
     ストライキに対し、警察、裁判所、検察が一体となった弾圧行為が
     行われている…集会参加者の一人、ジャーナリストの竹信三恵子さん
     …はドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を引用した…
     「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった/
     私は労働組合員ではなかったから/そして、彼らが私を攻撃したとき、
     私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」》

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…
        高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…』
    《▼日本も労組が標的になる段階まできた。生コン車の運転手らで
     つくる連帯ユニオン関西地区生コン支部、通称「関生(かんなま)」。
     組合員らの逮捕は延べ85人、委員長と副委員長の勾留は
     28日で1年になる》

   『●木下昌明さん《ケン・ローチの『家族を想うとき』はすごい。
     しかし、働くものにとってはやりきれなさが残るかもしれない》』
   『●風見鶏氏・中曽根康弘元首相《左派労働運動(総評)を
     つぶし、社会党をつぶすことまで意図していたとあけすけに…》』
   『●《足立議員は…「…」を犯罪者集団であるかのように取り上げ、「破防法
        を適用すべき」とまで主張…だったら、まず維新に適用すべき》』
   『●《連合が労働者にとって何の役にも立たない為政者の腰巾着…労働
     運動が鳴りを潜め、新自由主義政策のもとで資本のやりたい放題が横行》』
   『●トンデモなお維とカルトな統一協会、なんという相性の良さでしょう…
     「統一協会の反社会的行動を批判」が「宗教弾圧」だと叫ぶ「ト」なお維』
   『●《〈関連団体とは存じ上げませんでした〉…「統一教会の何が問題
      なのか正確に承知していません」…しらじらしいにも程がある》お維』
   『●《関西生コン事件とは何だったのか》? 漸く《労働組合としての正当
     な行為が犯罪とされていたことが明らかとなる無罪判決が出るように》』
   『●「関西生コン事件」《民主主義の危機…労働組合活動に対する恣意的な法
     執行や長期間の身体拘束》…ナチスが「労働組合員たちを攻撃したとき…」』
    「山田祐一郎記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/保育園に
     入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ
     「関西生コン事件」が示す民主主義の危機】」

   『●関西生コン事件…「警察・検察による組合つぶし」「検察官、警察官に
     よる誤った法解釈と偏見に基づく見立ての下に作り上げられた冤罪事件」』
    「…彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
      私は労働組合員ではなかったから
      そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」

   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
       私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために』
    「さらなる問題は「生コン事業者の協同組合」、つまり、
     大阪広域生コンクリート協同組合。関生=「全日本建設運輸連帯
     労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」とは別の
     「生コン事業者の協同組合」。関西生コン労働組合とは別物の、
     この協同組合とお維との癒着関係、「闇」ももっと知られるべき。
     大阪の生コン価格は全国一で、他所と比べて不当に高い。理由は何か?」

   『●《中曽根政権が旗を振った国鉄民営化》…鎌田慧さん《「国有財産を民間
     資本に横流しする『クーデター』」…抵抗した労組に「国策集団虐待」が》』
   『●完全なるでっち上げ「関西生コン事件」に再び無罪…《◆「人質司法がまかり
      通っている…」》《◆8回の起訴、勾留日数は644日に》(こちら特報部)』
   『●《関西生コン支部…委員長…裁判では懲役10年を求刑…京都地裁は全面無罪
     判決…しかも、裁判所の判断は明確でした》(デモクラシータイムス&Tansa)』

   『●関西生コン事件…産業別労働組合を潰したいがための、デタラメな人質司法が
     まかり通ったでっち上げ事件…《憲法上の労働基本権を行使しただけ》なのに…』

=====================================================
【https://www.tokyo-np.co.jp/article/416527】

こちら特報部
「どんどん削っていきますけどね」と検事は言った 関西生コン冤罪事件、国家賠償訴訟で見えた「組合弾圧」ぶり
2025年7月2日 06時00分

 2018年以降、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)」の組合員が相次いで摘発された問題で、労働組合や組合員らが国などを相手取り、国家賠償を求めた訴訟は6月26日、東京地裁で結審した。この日の口頭弁論で廷内で上映された取り調べの録音・録画には、検事らが組合員らに「どんどん削っていく」と発言する様子も。組合そのものを標的にする捜査姿勢が浮き彫りとなった。(太田理英子、西田直晃)


◆取り調べ映像に残っていたもの

 東京地裁の103号法廷。前方の大型スクリーンに、2018年、大津地検で2人の組合員にそれぞれ行われた取り調べの映像の一部が再生された。

     (組合員への取り調べ映像を文字起こしした書面。
      男性検事が「よし連帯削れるわということで捜査始まった」
      と発言している)

 「連帯のあなたもね、逮捕されてるけど、それに終わるはずもないし、これからどんどん削っていきますけどね」。黙秘を続ける男性組合員に、男性副検事(当時)はこう言い放った。関生支部を指すとされる「連帯」という言葉を使い、その後の大量の組合員逮捕を予見するような自信満々の発言が、その後も続いた。「連帯処罰してくださいねって声があっちこっちから出てきている。よし連帯削れるわということで捜査始まったわけでしょう」

 別の日には、同じく黙秘を貫く山本智(さとる)さん(57)に、女性検事が関生支部からの脱退を促すような発言を執拗(しつよう)に繰り返した。

     (取り調べ映像を文字起こしした書面。黙秘を続ける
      組合員に対し、女性検事が組合員を続ける意思を
      繰り返し尋ねている)

 

女性検事 捕まったけれども、連帯の労組員っていうのは、
     今後続けていこうという気持ちは変わんないですか

山本さん 黙秘しま

女性検事 今後も同じ活動を続けていたらこういうふうになる
     可能性ってあるじゃないですか。それを踏まえても、
     続けていく意味はあるって考えてるんですかね

山本さん 黙秘します

 暴力団組織を例に挙げながら、「誰かが怖くてとかそういうのは、あんのかな」と、黙秘の理由を探る場面もあった。


◆刑事訴訟では無罪判決が確定している

 計10分超の映像が流れたのは、関生支部や湯川裕司執行委員長(52)ら組合員が起こした国家賠償請求訴訟の口頭弁論。証拠として提出された取り調べの映像が再生された。

 湯川さんは、組合員が在籍していた会社の解散に際し、事業者側に解決金を求めたストライキ行為などで恐喝や強要未遂容疑で滋賀県警などに逮捕された。多くのケースで直接の実行行為に加わっていないのに「主導的立場」として計8件で起訴され、勾留期間は644日間に上った。今年2月に京都地裁で4件について無罪判決を受けたが、検察側が控訴。別の原告の西山直洋さん(57)もビラ配布への参加で逮捕、恐喝未遂罪で起訴されたが、無罪判決が確定した。


◆「削る」は「弱体化を図る」趣旨でないと検事は弁明した

 湯川さんらは、一連の捜査が憲法や労働組合法が保障する団結権を侵害し、恣意(しい)的に拘禁されたとして、2020年に国と滋賀県、和歌山県、京都府に損害賠償を求めて提訴。最終弁論で、湯川さんは捜査の不当性を「最大の理由は警察と検察による産業別労働組合の活動への無知、無理解だ」と強調。「でたらめな労働組合弾圧が許されてはいけない」と訴えた。

 これまでの口頭弁論では、取り調べを担当した検事らの証人尋問も実施。検事らは、「削る」との発言には「許されない犯罪行為を削るという意味だった」、脱退勧奨のような発言は「事案の真相解明のため必要だった。関生支部の弱体化を図る目的ではない」とそれぞれ弁明した。被告側は一連の捜査や勾留について「違法性はない」と主張し、結審。判決は10月31日に言い渡される。


◆とにかく「組合をやめる方向性に話を持っていく」

     (判決への期待を語る原告の湯川裕司さん(前列左から2人目)ら
      =東京・霞が関の司法記者クラブで(太田理英子撮影))

 「仲間を裏切る行為は絶対したくなかった」。閉廷後の記者会見で、取り調べを受けた山本さんが黙秘し続けた際の心境を語った。法廷で当時の映像を見て、改めて憤りを感じたという。「犯罪行為のことはほとんど聞かず、ずっと組合をやめる方向性に話をもっていく。それが本当にしんどかった」

 湯川さんはこれまでの組合活動や訴訟を振り返り、「労働組合法、労働三権に基づいて活動し、このような冤罪(えんざい)事件がつくられたことに対し、激しく怒りを感じている」と語気を強めた。判決に望むのは、自分たちが被った損害の認定だけではない。「今後、他の労組や市民団体への弾圧、冤罪事件が二度と繰り返されないようにしてほしい」と訴えた。


◆「これだけひどい捜査がなぜ行われたか、突っ込んだ判決を」

 原告側代理人の海渡雄一弁護士は、湯川さんらを無罪とした京都地裁判決が、捜査機関が問題視した組合活動の正当性を認め、「犯罪の証明がない」とまで認定したことを重視する。また弁護団は当初から、人質司法の問題についても指摘してきた。「日本の歴史上、まれにみる………………。
=====================================================