
『「週刊SPA!」黄金伝説1988~1995/おたくの時代を作った男』、7月に読了。「週刊SPA!」3代目編集長ツルシカズヒコ著。朝日新聞出版。2010年6月刊、第1刷。
95年の『SPA!』編集長解任までの赤裸々な経緯。グループ会社も含めて全く好きになれず、本誌も読んだことはないのだが、ツルシさんはいつのころからかWP(現在はクレヤン.コムhttp://www.kureyan.com/)などを覗くようになった。
小林よしのりの「・・・「ゴーマニズム宣言」は・・・問題点も露出・・・」(p.8)。「・・・日ごろ「ワシはプロの仕事をしている」と豪語している小林さんだったが、女子大生を連れて打ち合わせに来るというのはどうなんだろうと思った」(p.139)。
「・・・「カリスマ宣言」をした。・・・僕は半分はギャグだろうと思っていた。・・・/目がマジだった」(p.137)。
ツルシ編集長解任の引き金。「応接テーブルの上に明後日発売の・・・「天皇制反対―――っ」と叫びながら、・・・絵を見つめるお偉方の顔が引きつっていた」(p.123)。
小林の「・・・宅八郎攻撃はエスカレートし、その攻撃は・・・鈴木邦男、・・・松沢呉一へ波及していた」(p.179)。
「・・・雑誌の方針なんて作りながら徐々に固まっていくものなのだ」(p.54)。
「『説得――エホバの証人と輸血拒否事件』で講談社ノンフィクション賞を当時最年少(28歳)で受賞した大泉実成・・・」(p.73、161、94)。
西原理恵子さんとゲッツ板谷さん(p.85)。
同級生だった金哲彦[キムチヨロン](マラソンランナー・(株)リクルート、p.98)君の名が。当時はそんなにすごいとは知らず!
松沢呉一「豪徳寺 松沢堂の冒険」(p.158、179、187)。鈴木邦男「夕刻のコペルニクス」(p.130、150、179)。枡野浩一(p.188)。
「雑誌が持っているビビットな時代の証言力はすごい。そういう文化を潰えさせていいのだろうかという僕の思いは強い」。「・・・から得た最大の宝物がワタナベ・コウでした。本書をワタナベ・コウに捧げます」(p.191)。