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…月に読了。斎藤貴男著。岩波新書。2006年5月刊。改憲派だった「小林節教授が”変節”した最大の理由」(p.62) は意外だった。「小泉政治の傲慢さと軽さに耐えられなくなりました」(p.42)。大臣にまでなった新自由主義信奉者の経済学者とは一味違う模様。「過去の非道、罪責に向き合おうとすることさえ、この国の権力は拒否」(p.V)。例えば、横浜事件 (先日10月30日、横浜地裁で再審開始が決定。無罪を言い渡すべき新証拠が見つかったとの判断。遺族による4回目の請求でようやく開始)。
【斎藤貴男著、『ルポ 改憲潮流』】 超監視社会や加害の忘却 (靖国参拝など)、新自由主義の跳梁跋扈、新憲法への奔流とジャーリズムの劣化 (朝日と読売の接近、「自作自演」・「自己責任」の罵声 (※1、※2、※3、※4、※5)、NHK番組改編問題(p.155、魚住昭) (※6、※7))、アメリカ侵略主義と日本「自衛軍」など、『改憲潮流』へ着々と。
…トと万国のプレカリアート (アキバ犯人含む)」からのの孫引き (pp.92-93、原本は『G8サミット体制とは何か』(栗原康、以文社))。G8サミットの政策のベースは新自由主義。1. 輸入農産物の自由化 (関税障壁の撤廃など)2. 公共部門の民営化 (鉄道、郵便、医療、水道、教育に民間企業が参入)3. 労働の柔軟化 (労働法制の基準緩和、非正規雇用の推進)4. 規制緩和 (資本規制、安全基準、環境規制などの緩和)5. 警察国家化 (テロ対策、移民管理の強化)どっかの国・・・。
…さんとの対談も。解説は岡留安則氏。森田実氏のコメント「(小泉元首相について) ふざけきった時代のふざけきった首相だ」、「これほどひどい国会・・・。少数意見は・・・強引に切り捨ててしまう。・・・議会制民主主義の破壊者」(p.16)。香田証生さんの家族へのプレッシャー (p.50)。「バカの一つ覚えで先方に殺害許可を与えたも同然の小泉首相」。「村八分にされてしまうのが火を見るよりも明らか・・・どんなにか無念であったろう」。新自由主義のいい加減さ (p.52、84、276、279)
そして、チェ=ゲバラ。「ゲバラの死から40年 ~キューバからラテンアメリカへ~」。「新自由主義経済と対米関係の変化」は明確であり、確実に「ラテンアメリカは目覚めつつある」。一方、某国は・・・。Ⅶ”セブン”の写真家たち[10]「30年目の枯葉剤」。最後に、「パンダと人間、共生への試練」。意味なく味わいある、べつやくれいさんの「しろねこくん」。