葛野尋之 の検索結果:
…ていた。青山学院大の葛野尋之教授のゼミは、袴田さんの事例などから冤罪について考えてきた。この日は支援者の山崎俊樹さんの案内で事件現場も視察した。4年生の鮫島美来さん(21)は「現場は普通の住宅街だった。身近な所で事件は起き、冤罪に巻き込まれる可能性は決して人ごとではない」と話した。 同じ4年生の田嵜千春さん(22)の論文テーマは、取り調べの可視化。当時は弁護士さえも接見を制限され、第三者の目がない場所で罵声を浴びせられるなどして人権を脅かされたとみる。「人間が人間を取り調べ、…
…話す。 青山学院大の葛野尋之教授(刑事法)は「本人の死後、近親者の死亡や高齢化、事件後の関係悪化で再審請求人が不在になりがちだ。弁護士会などの公益的な立場にある機関が請求人になれる法整備が必要だ」と指摘し、こう続ける。 「死刑確定後の再審無罪は4件あるが、どの事件も最初から明らかに無罪と分かっていたわけではない。受刑者の死亡後に有力な新証拠が出てくるケースもあり、死刑執行については慎重に吟味しなければならない。飯塚事件の例は、死刑制度と再審制度を並行する限り不可避的に起きる問…
…た。 一橋大大学院の葛野尋之教授(刑事法)は、やはり検察の即時抗告に批判的な立場から、もう少し冷静に見通しを分析していた。 葛野教授によると、高裁の審理では少なくとも、5点の衣類に付着した血痕のDNA型が「袴田さんと一致する」という結果が示されない限り、5点の衣類が袴田さんの犯行着衣とした死刑判決の認定には合理的な疑いが残る。しかし現実的には、高裁でDNAの再鑑定をしたとしても、一致するという結果が得られる可能性は限りなく低い。だから、高裁は「再鑑定を実施しても意味がない」と…